仏前結婚式(仏前式)ってどんな挙式?仏縁で両家の縁をつなぐ魅力


日本の人口の約5割が仏教徒の日本で仏前結婚式を行うカップルは全体の約0.5%にしか満たない現在、仏前結婚式に参列したことのある人も少ないのではないでしょうか?

仏前結婚式とはどのようなスタイルで行われるものなのか、どれくらい費用がかかるのか、など気になることについて調べてみました。

 仏前結婚式とは

仏前結婚式とは名前の通り、仏教式で行われる結婚式の事。

自分が檀家になっている寺社、または自分の家に僧侶を読んで結婚式を執り行ってもらいます。

基本的に自分が檀家ではない寺社で結婚式を挙げることはできませんが、最近では神前結婚式のようにロケーションや寺社の雰囲気を気に入って檀家でないお寺でも結婚式を挙げる事ができるようになりました。

ただし、その場合は事前に寺社に問い合わせが必要、もちろん結婚式場でも仏前結婚式ができる場所もあるようです。

新郎新婦の家が違う宗派であれば、どちらの宗派で結婚式を挙げるのか話す必要がありますが、一般的には新郎側の宗派を選ぶことが多いようです。

 仏前結婚式の特徴

仏前結婚式はイメージと違い、考え方がとてもロマンチック。

仏教における「結婚」とは「因縁で結びついた人の縁」のこと。そして仏の導きで出会い縁を結ぶという事は、来世での縁も結ばれるという事。

つまり生まれる前から二人の縁は定まっていて仏の導きにより出会い、また「来世でも一緒になる」という考え方、これが仏教における結婚の考え方。

そのため、「そのありがたいご縁を仏様とご先祖様にご報告する」というのが仏前結婚式の最大の特徴。仏前結婚式ではこの「因縁」と「来世での契り」そして「ご先祖様への感謝の気持ち」を感じることのできる結婚式なのです。

またご先祖様への報告という点からも、仏前結婚式の参列者は親、親族のみが原則です。友人には披露宴の方に招待しましょう。

仏前結婚式のメリット

仏前結婚式のメリットは寺院で結婚式を挙げるカップルがまだ少ないため、日取りを決めることが他の挙式スタイルと比べて容易
で、同じ日に違うカップルの挙式が入っていて時間の制約が出る事がありません。

例え大きな観光地のような寺院でもその日は挙式を挙げるカップルが一組だけと言うのも全く珍しいことではないのです。

素晴らしいロケーションをカップルと参列者のひとり占めという体験は他の挙式スタイルではなかなかできないのが現状ではないでしょうか?

また、慣れ親しんだお寺での結婚式は親、祖父母世代の方にはとても親しみがあり、お世話になっているご住職様から受ける祝福は格別なものになるでしょう。

仏前結婚式のデメリット

参列者が親族のみに限定されるため、友人や同僚などは参列することができないというのは、多くのゲストを招待したい人にとっては大きなデメリットでしょう。

また、お葬式のイメージが強い仏教では、ロケーションがいくら素敵でも、招待された人が戸惑ってしまうケースがあります。

家族・親族があまり宗教心のない場合には、事前に仏前結婚式はこういった流れでこういうことを行いますと説明すると良いかもしれません。

仏前結婚式を挙げた有名人

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江戸時代までは御仏の見守る中厳粛に行われるのが当たり前であった仏前結婚式ですが、明治時代に入り神前式を行う人が増え、また仏教はお葬式のイメージが色濃くついてしまったため、今では仏前結婚式を行うカップルが減りました。

そのため仏前結婚式を知らない人が増えています。

しかし有名人にも素敵な仏前結婚式をあげたカップルがいらっしゃるので、紹介していきましょう。

市川海老蔵 小林麻央

歌舞伎役者の市川海老蔵さんと小林麻央さんの結婚式は昨今の挙式披露宴としては異例の豪華さで注目を浴びました。

その注目の5億円ともいわれる結婚式ですが、挙式は市川家の菩提寺にあたる成田新勝寺の仏前挙式。

ご本尊の不動明王の分身を持ち込むという異例中の異例の「御宝前結婚式」だという事でもかなり話題になりました。

MAX & 安めぐみ

「明るくまあるい家庭を築いていきたい」と挙式後のコメントを発表した東MAXさんと安めぐみさん。

浅草寺伝法院で欽ちゃんを仲人に仏前結婚式を行いました。

境内は広く緑に囲まれ、伝統と格式ある寺社での結婚式のイメージをアップさせたように感じます。

浅草寺と浅草神社は隣同士なので混同する人が多いですが、仏前式は浅草寺で行われます。

つんく & 出光加奈子

入籍を先に済ませていた二人は2006年8月に京都・西本願寺で挙式を上げています。

京都西本願寺と言えば浄土真宗本願寺派の総本山であり、国宝。

伝統と格式高い境内は美しく厳粛な雰囲気で西本願寺の結婚式では朱傘を差した花嫁行列が素敵です。

仏前結婚式の費用

仏前結婚式の気になる費用はどれくらいでしょうか?

実は、仏前結婚式は他の挙式スタイルと比べて費用が安い特徴があります。

費用はだいたい20万円前後で、その中には式で使う念珠の代金も入っています。

ただし、他の挙式スタイルと比べて式の費用が安いとはいえ、挙式プランを用意していないお寺が多く、ブライダル衣装を自分で用意する必要があるため、衣装で挙式のトータルな値段が上がってしまう点も注意したいですね。

仏前結婚式の費用が上がるポイント

仏前結婚式はプランがなく、ほぼ式だけの費用になっていますが、費用があがるポイントを紹介します。

  • 衣装(20万~40万円前後)
  • 念珠のセミオーダー
  • カメラマン

衣装は挙式費用に入っていないので、当然ですが、せっかくだからとオリジナルプランに入っているシンプルな念珠ではなく材質や房にこだわったものを選ぶと費用が上がります。

また式の最中は基本的に写真撮影が禁止なので、プロのカメラマンをお願いする必要がありますから、費用が上がることになります。

式の流れ

あまりなじみのない仏前結婚式ですが、式の内容は仏様との縁を感じる厳かなものです。

神社のイメージが強い雅楽も演奏され、お寺でも華やかな印象が結婚式にふさわしい雰囲気を醸し出してくれます。

挙式当日、どのようなことが行われるのか見ていきましょう。

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このような流れで行う挙式ですが、仏教には関係のない「指輪の交換」も最近では式に取り入れられるようになりました。

これは、指輪交換を希望するカップルの要望に応えての事でしょう。もし、指輪交換をする場合は、念珠交換の後に行います。

仏前式の衣装

仏前式の衣装と言えば白無垢に紋付き袴…といった和装のイメージですね。

白無垢に綿帽子や角隠し、または色打掛が会場の雰囲気にはピッタリです。

ただし、結婚式はウエディングドレスで行いたい!というカップルはもちろん相談すればドレスでの結婚式も行えます。

実は衣装に対するルールはありません。

面白いケースですと、国際結婚のカップルで、新郎の外国人が紋付き袴、日本人の新婦がウエディングドレスという和洋折衷スタイルも見かけることができます。

ただし、会場内では靴がはけないので、ウエディングドレスは丈に注意する必要があります。

参列者の服装

仏前結婚式に参列したことのない人が多いため、参列者は招待されると服装に頭を悩ますケースも多々あるようです。

どうしてもお葬式のイメージが強いのか

「服装」=「黒」

と考えてしまう人がいるようですが、おめでたい結婚式ですから、一般的に結婚式にふさわしい服装なら何でも大丈夫です。

もちろん「喪服」は礼服ですから、喪服でも参列は可能ですが、黒のストッキングや黒ネクタイを変えると結婚式らしくなります。

ただし、厳かな式であり、仏様の前での挙式ですから肌の露出の多い服装の場合は(ノースリーブ等)上から羽織れるものを用意しましょう。

また、殺生を禁じる仏教ですからファーを身に着けるのは控えた方がよいでしょう。

持ち物

服装はカジュアルでなければなんでも構いませんが、参列者は必ず持参しなければいけない持ち物があります。

それは「数珠」です。

結婚式とは言っても、式の後に焼香がありますから、参列者はかならず数珠を持参しなければいけません。結婚式の招待状にも「数珠を持参してください」と明記しておく必要があります。

仏前式はこんなカップルにおすすめ

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仏教と言う枠での挙式は日本人にとって実は一番親しみのある宗教儀式です。

仏様に導かれ、前世から決まっていた縁を結び、また来世でも一緒になるという「因縁」の結びつきは、ロマンチックで結婚式を挙げるにふさわしい考え方。
そして結婚式の後も、お宮参り、七五三と一家の行事をずっと見守ってくれるご本尊とご縁を結ぶことは素晴らしいことです。

生まれてから、結婚、そして最後の時までお世話になることができる寺院での結婚式は特別なもの。

日本の伝統と格式を備えた寺社で行う挙式は、美しい庭園と文化に思いをはせられる素敵な結婚式になることでしょう。
そのため、仏前結婚式は以下のようなカップルにとてもおすすめといえます。

仏前結婚式におすすめなカップル

  • 日本文化に興味があり、また四季の美しさを感じる風情を好むカップル
  • 和装に憧れをもち、さらに結婚式会場ではなく国宝級の寺院で厳かな式を挙げたいというカップル
  • 国際結婚で、仏教や寺院に興味のある外国人配偶者を持つカップル
  • 熟年結婚で、教会で挙げる式は恥ずかしいわというカップル

観光地になっているような寺院では宗派に属さない一般のカップルにも結婚式の門戸を開いています。

国宝級の建造物で挙げる結婚式は挙式をあげるカップルにとっても、また参列者にとっても大変思い出深い結婚式になるのではないでしょうか?

仏前式結婚式の探し方

最近では檀家でないお寺でも結婚式を挙げるられることから、以前より仏前式結婚式がしやすくなってきていますがまだまだ少ないのが事実です。

やってみたい人は事前に寺社に問い合わせるのも一つの方法です。

ですがおすすめは、結婚式場でも仏前結婚式ができるところがあるので、式場紹介サイトで挙式タイプで仏前式を選んで出てきた会場に相談してみる方法です。

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この方法だと披露宴会場も一緒に探せて便利です。

ゼクシィマイナビウエディングは扱っている式場も多いので利用してみてください。

式場情報サイトの詳細については下記の記事をご覧ください。

お得に結婚式をするなら絶対に使いたい式場検索サイト|各社特徴を徹底比較

仏前結婚式のまとめ

人口の大半が仏教、または神道の日本で、どうしても仏教=お葬式というイメージからなかなか結婚式と結びつかない現在、仏前結婚式に招待されるのも戸惑ってしまうことがあります。

でもそんな中、和文化ブームも相まって仏前結婚式は実は注目したい結婚式スタイルでもあります。

国宝級の厳かな建物、美しい四季、そして庭園…日本人に生まれてよかったと感じることのできる空間での挙式は今、見直されるべき一番の結婚式スタイル。

考えて見れば、観光地として名高い風光明媚な寺院はたくさんあります。

その中でも思い出深い寺院や、美しいロケーションの寺院を挙式の選択肢に入れることは全く不思議ではありません。

仏前結婚式がまだメジャーでない現在、結婚式の日取りを決めやすく、また他のカップルとの結婚式と被らない仏前結婚式は、美しく荘厳で、新たな結婚式の魅力を与えてくれるはずです。

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